こんばんは、間が空くのにも慣れてきましたカルパチです。


今回はレポートではなくどのような感じでグランプリに挑んだのかを書いていこうと思います。




GP前の僕のメタ予想は、「ジャンドとグルールが20%ずつくらいでトップメタ。他は10%未満で満遍なく存在する」でした。
なので、「ジャンドとグルールに相性で6割、その他は4割5分~5割5分くらい」をテーマにデッキを模索しました。


最初は使うデッキをメタの中から調整しようと思ったのですが、

・ジャンド
環境最強。それゆえミラーマッチへの回答が見出せず断念。

・グルール
すごく強い。が、事故が多いのと小回りが効かないスタイルが嫌いなので却下。

・トリコ・青白
グルール・赤単の燃え立つ大地がきつく、長丁場で戦えるスキルもないので却下。

・呪禁バント
回れば勝てるが事故率高し。テーマにも合ってないし却下。

・その他
トップメタ2つに6割つかなかったので却下。


…という感じでデッキが中々決まらなかったんですが、直近に「緑黒コントロール」というデッキが浮上してきました。

多くの単体除去と《もぎとり》がグルールに強く、《冒涜の悪魔》《生命散らしのゾンビ》がジャンドに対して強い。
決め手はジャンド含む多くがクリーチャー主体のデッキであり、多くに対して不利なく戦える点がテーマにも合ってて強く感じました。


しかしながら回していくうちに、
「全体除去を撃つのにクリーチャーがフィニッシャー」
「もぎとりが安定しない」
「ゾンビが役に立たない場面がある」
「相手のマナ加速からのラクドスの復活でポン」
という点が気になり、また試行が振り出しに。


諦めて呪禁で右手系男子を目指そうか…と思った所に、MOで良い感じのリストを発見。



8/11 スタンダードプレミア

4 ゲラルフの伝書使
3 吸血鬼の夜鷲
4 冒涜の悪魔
3 ボーラスの信奉者
1 死滅都市の執政

4 悲劇的な過ち
3 血の署名
2 破滅の刃
2 夜の犠牲
2 飢えへの貢ぎ物
4 もぎとり
2 闇の領域のリリアナ
2 堕落

24 沼


サイドボード

3 生命散らしのゾンビ
2 リリアナの肉裂き
2 強迫
2 死体焼却
2 地下世界の人脈
2 墓所への乱入
1 血統の切断
1 集団疾病


はい、黒単です。
事故率も減り、フィニッシャーが《ゲラルフの伝書使》《闇の領域のリリアナ》といった《もぎとり》との相性が良い物に変わり、緑黒よりも除去が多い点でグルールに勝ちやすいのも〇。
《生命散らしのゾンビ》もしっかりとサイドに取れるようになっており、好感が持てました。



これを元に、より最初のテーマに合わせて使ったデッキがこちらです。


4 ゲラルフの伝書使
3 吸血鬼の夜鷲
4 冒涜の悪魔
2 ボーラスの信奉者
1 残虐の達人

4 悲劇的な過ち
3 血の署名
2 破滅の刃
1 戦慄掘り
1 肉貪り
1 飢えへの貢ぎ物
4 もぎとり
3 闇の領域のリリアナ
2 ラクドスの復活
1 堕落

4 血の墓所
2 龍髑髏の山頂
18 沼


サイドボード

3 強迫
3 生命散らしのゾンビ
2 地下世界の人脈
3 燃え立つ大地
1 ヴェールのリリアナ
1 血統の切断
1 死の支配の呪い
1 ラクドスの復活 
 


黒単に緑ではなく赤をタッチすることで、《ラクドスの復活》《燃え立つ大地》という環境の二大アンチカードを取りつつ、デッキパワーの底上げを目指した感じです。
ゲラルフ→悪魔というブンブンパターンや、残虐の達人+本体火力による即死コンボも強かったです。



さて、肝心の本戦ですが、

勝ち
ドランリアニ×2、グルール、セレズニア(+1バイ)
負け
グルール×2、ジャンド、ナヤ


5-4という残念な結果になってしまい初日落ち。特にグルールにマナフラッドと赤マナ引かない負けで落としたのがしょんぼりでした。
ジャンドとナヤは相手の方がしっかりこの系統の対策をしており、普通に負けてしまったので一枚上手だったなと思いました。


仮にもう一度グランプリに出れるとしても、このデッキを使うと思います。その場合沼をもう1枚龍髑髏に、どこかの枠に1枚《破滅の刃》を入れたいですね。
今回はそれくらい調整やメタ読みがしっかりでき、なおかつ良いデッキで出れたので満足しています。

ちなみに友人2人にこのデッキをシェアし、2人もまた4-5という残念な結果だったのですが、2人ともドロップせず最後まで使ってくれたので非常に嬉しく思いました。



今後も良いデッキ作りとともに、腕を磨いて上を目指したいと思います。
ではまた(・・)/

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